昆虫食のススメ 第2回

 2019年7月13日、土曜日。「第35回 高田馬場で昆虫食を楽しむ会」に行ってきました。今回のテーマは「夏を乗り切るスタミナ虫料理」、メニューは以下の4品です。

  • ハチの子柚子スープ(モンスズメバチの幼虫を使用)
  • コオロギミョウガサラダ
  • セミチリ(エビチリのエビのかわりにセミの幼虫を使ったもの)
  • セミとニンニクの芽炒め(セミは成虫と幼虫)

     私はコオロギミョウガサラダのためのコオロギの下ゆでと、ハチの子柚子スープ作りを担当しました。コオロギは生体、他の昆虫は冷凍モノです。コオロギはぐらぐらと沸騰したお湯に生きたままどんどん放り込んでいきます。けっこういい香りがします。 

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 これがコオロギミョウガサラダの完成品。これではコオロギがわかりにくいので、拡大画像をお付けします(閲覧注意?)

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 こちらはハチの子柚子スープ。

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 こちらもわかりにくいので拡大しようと思いましたが、ピンボケだったので拡大してもよくわかりませんでした。だからこのまま。

 

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 コオロギサラダとセミチリと「セミとニンニクの芽炒め」三点盛り。これは撮影用に盛っただけで、実際はもっとたくさん食べましたよ。セミの成虫はゆでただけだったのでややかたく「揚げた方がもっとおいしい」という声もちらほら。でも、それはそれで歯ごたえがあってよかったと私は思います。もっとも、私はエビも殻ごと食べるような人間なので、セミごときかたさは気にならないということもありますが。

 セミの幼虫は安定のうまさ。これから旬なので、ちょっとそこらの公園ででも採集して、家でもなにかセミ料理を作ってみようと思います。

 コオロギは昆虫食の定番で、調理のしやすさ、食べやすさ、さらに栄養面を見ても優れた食材であります。爬虫類の餌としてペットショップなどでも生きたものが手に入りますので、入手のしやすさからみても身近な食材と言えるでしょう。

 

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 これは今回の調理メニューには入っていませんでしたが、スタッフの方がわざわざ用意してくださったサクラ毛虫のようかん。焦点が合っていないのでサクラ毛虫の姿がまったくわかりませんが。サクラ毛虫はサクラにつくモンクロシャチホコの幼虫で、旬は夏です。サクラの香りがします。

 というわけで、今回も自然の恵みを堪能することができました。

 再来週はセミを採集して調理して食べる、という「セミ会」に参加します。

 今回はここまで。