8/3 BASARA

 8月3日、土曜日は息子と新宿FACEプロレスリングBASARAの興業を見に行きました。今回はDDTのビアガーデンプロレスの一環で行われた興業で、会場もリングサイドはテーブル席、その他カウンター席もあり、飲み食いしながらプロレス観戦をする、という趣向です。私たちはテーブルのない指定席。飲みものも息子は水、私もお茶。

 試合は、BASARA対広島を中心に活動しているローカル団体・ダブプロレスの対抗戦です。ダブはローカル団体といえども、リーダーのグンソはいろいろな団体で試合をしているし、興行成績ではおそらく新日本プロレスに次いで日本で業界二位のプロレス団体、ドラゴンゲート出身の選手が三人も所属しているし、若手もなかなか粒ぞろいのいい団体です。私はこのダブの二人の若手選手、この日はじめて見たのですが、とても気に入りました。

 まずは、青木魔太郎。名前からするとイロモノっぽいですが、これがなかなかいい選手。

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 まず体型が、プロレスラーとしては細すぎる感もありますがかっこいい。動きもいいです。この日はハードコア6人タッグ戦に出たのですが、シングルマッチでもっとじっくり見てみたい選手です。息子も「魔太郎、もっと見たかったなあ・・・」と言っていました。

 そして、この日のメインイベントでUWA6人タッグに挑んだ木下亨平。

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 このジャーマンスープレックスのしなやかなブリッジで会場を沸かせました。

 ローカル団体にも魅力的な選手がたくさんいるものです。

 

試合は、お笑い系の試合もあれば、対抗戦ならではのバチバチの試合ありで、また観客も酒が入っていることもあってかなり盛り上がりました。

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 私たちの目の前で場外乱闘も繰り広げられました。右は我らが所沢の英雄、ヤス・ウラノ。左はダブの首領、グンソ。この試合は反則自由のハードコアルールで行われ、このような乱闘も会場のあちこちで行われていました。

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 これがこの試合のフィニッシュ。グンソがイス攻撃でSAGATをマットに沈めました。ちなみに、このSAGATは所沢の隣、入間市の出身です。ヤスとSAGATが同じチームとしてリングに登場した瞬間、私も息子も「お、所沢と入間だ!」と盛り上がっていたのですが、そこに気づいた人は600人近い観客の中にどのくらいいたでしょうか。

 セミファイナルはBASARAの中津良太対ダブの近野剣心のシングルマッチ。中津は私の好きな選手の一人なので当然中津を応援していたのですが、後半はいつの間にか剣心を応援している自分に気づきました。ダブの選手には色気を感じます。

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 最後は中津が必殺のVスライダーで剣心を仕留めました。このVスライダーの決まり方は私が今まで見た中で一番よかったような気がします。

 

 メインはUWA6人タッグのタイトルマッチ。元ドラゴンゲートの「たにやん」こと谷嵜なおきの人気はすさまじいものがありました。試合は一進一退の攻防。私はBASARAの下村、ダブの木下、この二人の若手の間で勝負が決まるだろうと思っていましたが、何と、大将同士、イサミと谷嵜の間で決まりました。

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フィニッシュはやっぱりこれ!勇脚・斬!

 

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 イサミが勝ったので、ここでイサミが入場テーマに使っている↑THE HIGH LOWS↓の「不死身のエレキマン」が会場に流れたのですが、これを観客も歌うという盛り上がりよう!私も歌いました。

 

 というわけで、BASARAのビアガーデンプロレス、楽しませていただきました!