8/11 FREEDOMS

 8月11日は、青春18きっぷを使って息子と、まず千葉県の和田浦に行ってクジラ料理を食べ、そのあと御宿の「月の砂漠」を訪れ、一日のシメに新木場1ST RINGにプロレスを見に行きました。今回は初観戦のFREEDOMS。1ST RINGに行ったのも初めてでした。

 初観戦とはいえ、他団体でも活躍している選手も大勢いるので、どんな試合をするか、などはだいたいわかっていました。ただ、やはり全体の流れはわかりません。

 第一試合では恒例となっているのか、予定していた選手が参加できなくなり、「お客様の中にプロレスラーはいますか?」という声に応えて客に紛れ込んでいたゲスト参戦選手が登場、というオモシロ企画。今回の「お客様」は力道山の孫、力(ちから)でした。

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 第一試合はこの力と、ベテランのGENTAROとのシングルマッチGENTAROは投げ技など派手な技は一切出さず、寝技だけで力を仕留めました。

 

 この日一番期待していたのは、第四試合。デスマッチのカリスマ・葛西純が若手の平田を従え、当日、入場してくるまで誰かわからないX、XXを迎え撃つタッグマッチ。写真はX、XXの入場を待つ、すでに臨戦態勢の葛西。

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 先ほど書いたように、私も息子もFREEDOMSの流れを知らないので、どんな人たちと因縁があるのか、どんな人たちが参戦する可能性があるのか、ということもわかりません。さあ、X、XXは誰なんだろう。そこでXたちの入場曲が流れました。「たぶん会場の中で僕が一番初めにわかったと思う!」と入場曲イントロクイズを得意とする息子があとで自慢げに言っていましたが、そのイントロの部分で息子が一言。「え!ダブ?」そう、XとXXは、この男たちだったのです!

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 ダブプロレスの総帥・グンソ(左)と注目の若手・青木魔太郎だ!私はちびりそうになりました!当日発表のX、というのは結構あることなのですが、今までで一番興奮しました。私は葛西の入場シーンでカサイコールを叫んでいたにも関わらず、ここで狂ったように「グンソ!マタロー!」と叫んでいました。

 

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 ラフファイトを得意とするダブ軍ですが、そんな中で見事な空中殺法を見せた魔太郎。指一本触れずにトップロープを飛び越えてトペ・コン・ヒーロ!

 試合はグンソたちのラフファイトに激昂した平田がラフファイトで返すところをレフェリーに制止され、勢い余ってレフェリー暴行。葛西・平田組の反則負けという裁定でした。

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 流血しながらも不敵な笑みを浮かべるグンソ。かっこいいぞ!

 セミとメインはどちらもタッグのタイトルマッチ。セミはKING of FREEDOM WORLD TAG CHAMPIONSHIP 有刺鉄線ボード&TLC+凶器持ち込みデスマッチ、チャンピオンチームのマンモス佐々木、ビオレント・ジャック対挑戦者チーム藤田ミノル、神威。私は藤田を応援していたのですが、最後はジャックにやられてしまい、王座奪取ならず。

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藤田にイス攻撃を見舞う王者組

 そしてメインはGCWタッグ選手権試合、蛍光灯+αデスマッチ、王者はミエド・エクストレモ、シクロペのメキシコ人コンビ。彼らに挑んだのは竹田誠志と吹本賢児。

 

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竹田の得意技の一つ、相手の顔面の上にイスをおいて、そのイスを別のイスで殴る「顔面整形」。

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竹田の必殺、のこぎり攻撃もタッグマッチでは決まりにくい。

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蛍光灯を挟んでの頭突き!

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ここで勝負あった!と思わせた吹本のパッケージパイルドライバー。

  デスマッチをこんなに近くで見たのは初めてです。やはり迫力がありました。最後は王者組が強さを見せつけ、吹本をマットに沈めました。

 

 いやー、面白かった!