2020年1月3日(金曜日)

 

 1月3日は、我が家では恒例になっている家族三人そろってのDDT観戦。お年玉興行ということで、全席2000円の大サービス。いい席は早い者勝ちです。うちでは発売初日に息子に買いに行かせ、なんと前から三列目、あこがれのパイプ椅子席をとることができました。後楽園ホールでこんなに前の席が取れたのは、20年ぐらい前に妻といったCMLL(メキシコのプロレス団体)の日本興行のとき以来です(この時は確か2列目を撮りました)。

 近ければ近いで、撮り鉄ならぬ撮りレスの息子は、ピントが合わせにくく、納得いく写真があまり撮れなかったようです。

 試合開始前の話。トイレに行き、席に戻る際、通路の奥の誰もいないところでちょっと一発放屁してしまいましたが、プッと出た瞬間、通路奥の「関係者以外立入禁止」のドアが開いて彰人選手が出てきました。ま、ドアを開ける音とかに紛れて聞こえなかったと思うんですが・・・この日彰人が負けたのは私の屁のせいか?

 その彰人が出た試合は、竹下・彰人組VS遠藤・X組でした。当日発表のX、遠藤が所属するユニット・ダムネーションの新たな看板持ち(今まで看板持ちだった島谷がフリー転向のため離脱)だとのことでした。私と息子でいろいろ予想した結果、ダムネーションのメンバーでもあり、この日同じ後楽園ホールで昼興行があった全日本プロレス所属の石川修二、可能性は低いが年越しプロレスで遠藤と組んだ大日本の野村卓矢、そしてこれは息子の予想だったのですが、ストロングハーツのエル・リンダマン

 さて、注目のこの試合、遠藤自らが看板を持って入場。看板持ちは見つけられなかったが、Xはすごいやつを連れてきた、というアピールの後、会場に流れた入場曲は「strong hearts」というセリフで始まる曲!息子は、ほら、僕が言った通りだ!と自慢げな顔をしていました。そして会場に現れたストロングハーツの切込隊長リンダマンと、大将のT-Hawk。「僕、すげえ!」と自分で自分をほめていた息子でしたが、リングに上がったのはなんと大将のT‐Hawk!会場がどっと沸きました。このT‐Hawkの必殺・ナイトライドで彰人はリングに沈んでしまいました。

 一番盛り上がったのはやはりメインイベントのKO-Dタッグのタイトルマッチ。挑戦者チームの上野、吉村の「ノーチラス」も応援していたし、王者組の佐々木・高尾組も応援していたし、まあ、どっちが勝ってもいいかな、という試合でした。

 吉村は、かつてDDTテレビ埼玉で「さいたまースラム!」という中継番組をやっていたころ、ほぼ月一で、埼玉県内の会場「春日部ふれあいキューブ」で試合が行われていて、私は息子と毎月のように見に行っていたのですが、そのころ吉村はまだデビュー前の練習生で、会場整理係をやっていました。そのころの印象が良かったので、デビュー時から応援していました。練習生だったころは気さくな優しいお兄さん、という感じでしたが、レスラーとしてはふてぶてしいパワーファイターとしてやっています。

 息子も同じ理由で吉村が好きなのですが、王者組の二人は息子の好きなレスラーの上位に入る人たち。特に佐々木大輔に関しては「カリスマ(佐々木のニックネーム)が負けるところ見たくないんだよね・・」というくらい入れ込んでいます。最後はその佐々木が上野にフォール負けでタイトル移動。30分近い熱戦で、超満員札止めの会場は大盛り上がりでした。しかし息子はつまらなそうな顔。「吉村が勝ったのならまだよかったけど・・上野も嫌いじゃないけど、むしろノーチラスを応援してたけど、やっぱりカリスマが負けるとことは見たくなかった・・・」

 ま、とにかく、激しい試合もばかばかしい試合も面白く、DDTらしさ満載のすばらしい興行でした。

 

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こんなに近い!

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第一試合に出た平田。こんなドアップの写真はなかなか撮れない!

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平田の対戦相手・鏡餅。この時点でのアイアンマンヘビーメタル級チャンピオン。

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雪崩式ダブルアームスープレックスを狙うクリス。

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新たな看板持ちを用意するといいながら自分で看板を持って入場する遠藤。

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遠藤のパートナー・Xはこの男だった!T-Hawkだ!

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メインイベントで見事、KO-Dタッグ新王者になったノーチラス。左が上野、右が吉村。



 以上、息子が撮った写真の中からいくつか選んで貼り付けました。先に書いた通り、息子は納得いく写真が撮れず不満げでしたが・・・

 

 今年もDDTから目が離せない!