2020年2月2日(日)

 この日は妻と奥武蔵の伊豆ケ岳に登ってきました。スタート地点は西武秩父線正丸駅です。

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正丸駅西武線でもっとも乗降客の少ない駅だとか。

9時40分スタート。まずは正丸峠に向かいました。川のせせらぎを聞きながらひたすらのぼりました。

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 途中、朽ち果てたような橋とか、丸太が渡してあるだけのところとかあって、気が抜けません。もうすぐ正丸峠、というあたりが一番勾配がきつかったかなと思います。峠には茶屋がありました。舗装道路も通っていますから、車とかバイクとか自転車とかで訪れる人も少なくないでしょう。まず眺めがいいです。

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正丸峠からの眺望

 写真にはうまく映っていませんが、東京スカイツリーも見えました。

 

 正丸峠から伊豆ケ岳の頂上に向かいます。天気はよかったのですが風は冷たく、動かずに立っていると寒かったのですが、のぼっているときはむしろ汗ばむほどでした。山道は歩きやすく、景色もよく、ここちのいい山歩きです。

 そろそろ頂上というところででーんと立ちはだかる岩。

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 ここから先は鎖場です。手前の立て札には「女坂をご利用ください」と書いてあります。画像の右側にその「女坂」があります。しかし、前を歩く人々はみな鎖場に向かっていったので、我々もあまり深く考えず鎖場へ。これが間違いだった・・・大げさでなく、命の危険を感じました。しかし、後戻りするのはもっと危険。命からがら登り切ったところでまた巨大な岩が。ここには鎖さえありません。この岩をよじ登って越えると、右手に女坂が見えてきました。人がぞろぞろと歩いています。我々の前にはたまたま上級者がいただけのことだったようで、ふつうは女坂を登ってくるものなんですね。とにかく生きていてよかった。

 

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 無事山頂にたどり着くことができました。ここでどら焼きを食べながら一休み。

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 伊豆ケ岳山頂からの眺め。あとは下りです。大きな岩がごろごろしていて、これはこれで楽しかったです。

 正丸駅にもどってきたのは12時頃。駅前の売店でうどんを食べて帰ってきました。